そんなことで感動していると、次にパーマの子が自己紹介しだした。
「じゃあ次、俺ーっ!!雑用で、箕本菊衣っていいまーっす★みんなからはキクって呼ばれんな!あ、ちなみに一年だからー♪」
て、テンション高いなあ…
「キク…うるさい。」
「薫先輩!ひどいじゃないっスか〜」
「……真鍋薫…副会長…薫で、いい…。」
「シカトっスか?俺のことシカトっスか!?」
「キクうるさい。黙れ。」
会長が、キクくんを叱る。
すると、キクくんはしょぼんとしておとなしくなった。
それにしても、本当に静かに喋る人だな…
「これで全員だ。ああ、交流を深めるために、未羽、おまえには一人一日ずつ過ごしてもらうぞ。」
「えっ?」
「最初は俺だ。次は双子。薫、鏡夜、恵、菊衣。明日からつき合ってもらうぞ。じゃあ今日は菊衣にでも学校案内してもらえ。」
「強制ですかぁ〜!」
「もちろん。」
なんだか、大変な学校生活になりそうな予感です…
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