獣百匹☆紅一点!?




「……未羽。」



「ん?」



「未羽…が、ほしい…」



顔を赤らめながら、そう言う薫。



可愛いなー…

って、え?


今、なんて…



「え?どういう意味?」




まさか…違うよね?



「……言わせる?」



真っ赤になりながら言う薫。

その言葉を聞いたとたん、私の顔はかぁーっと熱くなった。


や、やっぱりそういう意味…?



なんて答えたらいいかわからなくて俯いていると、薫に抱きしめられた。




「……未羽、抱きたい…」



「……っ」



ど、どうしよう?
薫と……

でも、付き合ってるし、断る理由なんかないし…


いいの、かな?



「はい…」










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