こっちの暮らしにもなれた頃、事件は起こった。 薫もバイオリンのレッスンから帰ってきて、家でゆっくりしてた時… 「カオルーカオルー!」 「?」 ドアをドンドン叩いて薫の名前を叫ぶ人。 「先生…」 「カオルー!HappyBirthday!」 入ってきた先生は、キレイな女の人で、薫に大きな花束をプレゼントした。 「ジャア、ワタシハカエルヨ〜ゴユックリ♪」 カタコトな日本語を言いながらウィンクする先生。 なんだか、元気だなー♪ …って、ん? んん? .