「ぷはぁっ…」 「未羽…」 甘えるように、抱きついてくる薫先輩。 愛おしくて…頭を撫でた。 「薫先輩…」 「……薫。」 「え?」 「薫って、呼んで…敬語も、いらない。」 「はい…あ、うんっ」 「じゃあ…呼んで?」 「え!?」 「はやく…」 「か、か、かか…」 「か、多いし…」 「〜薫…」 「……うん。」 「薫っ!」 「……嬉しい。」 薫は、優しい笑顔を見せた後、私にキスをした。 .