獣百匹☆紅一点!?




――…



「うぁ〜つかれたぁ…」


何時間も飛行機にのり、やっと到着。


「未羽…」



「せ、先輩?」



急に、先輩に抱きしめられた。



「俺のこと…すき?」



「す、好きですよ…?」



か、顔が……
顔が、近い…



「じゃあさ……もう、我慢しなくて……いい?」



「へ?んぅっ」



顔を上げると、薫先輩の顔が目の前にあって、次の瞬間には、私の唇は薫先輩の唇によって塞がれた。



「ん……ん!?」



し、し、し…
舌がっ!



「ふぅ〜……んん…」




初めてする、薫先輩との深いキス…


恥ずかしくて、恥ずかしくて仕方なかったけど、うれしかった。










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