――…
「うぁ〜つかれたぁ…」
何時間も飛行機にのり、やっと到着。
「未羽…」
「せ、先輩?」
急に、先輩に抱きしめられた。
「俺のこと…すき?」
「す、好きですよ…?」
か、顔が……
顔が、近い…
「じゃあさ……もう、我慢しなくて……いい?」
「へ?んぅっ」
顔を上げると、薫先輩の顔が目の前にあって、次の瞬間には、私の唇は薫先輩の唇によって塞がれた。
「ん……ん!?」
し、し、し…
舌がっ!
「ふぅ〜……んん…」
初めてする、薫先輩との深いキス…
恥ずかしくて、恥ずかしくて仕方なかったけど、うれしかった。
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