くじら





「…えと、えと今勉強してるのはここまでで…」





どうしよう



あ……



「Your blue eyey are very beatiful.」


「……」


織人さんは はっとした顔をした




「昨日教えて頂いたの。びっくりしたかしら?」



「Do not say a beautiful thing to the habit of not knowing anything!.」




「へ…へ……」



バンとドアを
開けて出ていった。



「…に、二階堂様。大丈夫ですか」


執事の人が慌てて入ってきた




「…びっくりした、何で出ていったの?」


言いにくそうに教えてくれた




「綺麗事を言うなとおっしゃったんですよ。織人様は……」



「゙きれいごど、なんて。わたしは……」




わたしは…






「…本気でそう思ったのに。」




「織人様はそう受け取れないのです。悪意に感じてしまう。そういう言葉を受けながら育たれました…。」



「どなたが仰るの、そんな言葉」






執事の方は言った




「織人様を羨む方たちです。」



「……羨む人…」