―うまく嘘をつきなさい。
裏を返せば、
そういう事だと
聡子さんは言ってた
―嘘ばかりついてたら嘘つく人になるよ
―大丈夫よ、瑠璃子さんはならないわよ。
あれは、
どんな意味なんだろう
「瑠璃子さん!」
「あ、亜美子さん。…」
ピンクの綺麗な
ドレスをきていた
近くに 亜美子さんの
お母様が立っていた
私は 一礼し挨拶をした。
亜美子さんの
お母様は じゃあと
離れていかれた
「良かったわ…。瑠璃子さんにあえて、ドレス似合ってるわ」
「ありがとう。亜美子さんも」
二人で 微笑んだ。
少しパーティーが
楽しくなると 思った
「ねぇお酒は飲まれた?あちらの方に若い方がいらしてるみたいよ…」
亜美子さんは
こっちよ と案内してくれた

