店員A「お疲れ様です。」

店員B「お疲れ様です。」

店員A「何とか終わったね。」

店員B「…何とかね。」

店員A「百景なんてタイトルつけて…まさかほんとに100も書くとは思わなかったよ。」

店員B「もう終盤になったら無理矢理ねじ込んだ感じだったよね。」

店員A「あれだよ。感想で「100個ネタ考えるの大変だけど頑張ってください!」みたいに書かれてたから頑張っちゃったんだよ。」

店員B「いやー…終盤の失速ぶりは素晴らしいものがあったよね。」

店員A「もうネタ絞り尽くしたって感じかな。使いまわしとかしてたし。」

店員B「やっぱさ、素人がこんな毛色の違う小説書いちゃだめなんだよ。」

店員A「でも6人の読者様は最後までついて来てくれたよ。」

店員B「心から敬意を表したいね。」

店員A「でも…作者の5年に渡るコンビニバイト経験をもってしても…こんなものか。」

店員B「次はどんなの書くんだろうね。」

店員A「知らんけどあいつの文才じゃろくなの書けないよ。前作が物語ってるじゃん。」

店員B「ああ、あれね。」

店員A「ま、とにかくもう俺らの出番は終わりだね。」

店員B「こんな名もなき店員を再登場させたらそれこそ馬鹿だよ。」

店員A「そうだな。んじゃ、締めの挨拶いくか。」

店員B「おう。」

店員A「最後まで」

店員B「お付き合いいただき」

店員A・B「ありがとうございましたー!」