次の瞬間、ハードの姿が消えた。




それと同時に強風が吹き抜き、回りにいたモンスターすべて倒れた。




トンと、モンスターの死骸の真ん中にハードが曲刀を持って立つ。




その姿はまるで寡黙の鬼のようで、四人は言葉を失う。




「何をしている?モンスターが来ない間にいくぞ。」




しかし、ハードは至って普通に仲間に話しかけ、今のは何だったのだろうと思うのと同時に、一気に安心感が出たのであった。