シンプル

しばらく経って・・突然ポケベルがなりだした・・はぁ・・こんな時に中間からかぁ・・仕方なくメッセージを見ると

『ダイスキ・・ミナ』

えっ!?一瞬真っ白になった・・

すると息をきらしながらミナが車に乗ってきて・・・・言った。

「私と付き合ってもらえませんか・・」と買ったばかりのコーヒーをだして、下を向いて恥ずかしそうに言った・・
一瞬間をおいて・・

「ずるいなぁ・・先に言われちゃった!」僕はそう言ってコーヒーを手にとった・・

「私から言うって決めてたんです・・」とミナの頬に涙が一粒こぼれた・・

「俺は・・幸せだぁ・・」と言ってためらいなしにミナの唇に軽くキスをした・・

「これは俺からするって決めてたんだぁ」

二人はその日の朝のようにお互いにはにかみながら笑った・・

どんな日より大切な記念日になった・・