「杏南凄いねぇ・・シューズで13秒台は中々いないよ?」
「そんなん・・婆っちゃの練習メニューをやらされれば誰でも速くなると思う。」
「どんなんなの?」
「まずアップで家の周り5キロ。次にインターバル2キロ。その後、200mダッシュ×10。その後、ダウンに4キロ。剣道をやってたときはこれが普通。
土日が主にこのメニュー。平日は部活。」
紗羅は目を目を丸くしている。これはメニューというより自衛隊のトレーニングだ。
これをやってたお陰で修行も難なくこなしているのだが・・・
部活が天国に感じたのは何度もあった。
「凄いねぇ・・・お婆さん教官だね。つか、杏南は種目何したいの?」
「アタシか・・高飛びやりたい。なんかかっこ良かったし。」
「ああ、恭也くん?あの子は関東大会優勝してるんだよ。確か・・180センチだっけかな。」
「凄い・・アタシも跳びたいな。」
「折角速いんだから100とか200やればいいのに。」
「だってもう走るのはこりごり、リレーで充分だよ。リレーだって危うく4走になるとこだったんだから・・それは無理。」
「勿体無いなぁ・・でも、これから一緒じゃんか。頑張ろう!!」
「うん、じゃあね。明日ね。」
「後でスパイク買いに行こう。」
「わかった、バイバイ。」
紗羅は笑顔で手を振る。剣道ばっかりだったのに急に陸上になると思わなかった。
まぁそれはそれでいいか。新しいアタシの才能ってことで。
アタシは勢いよくドアを開ける。
「ただいまー!」
「お帰りです。陸部に入ったんですか?」
「なんで知ってるの?」
「まぁ、貴方の決めた道にとやかく言うつもりはない。でも修行のほうがおろそかにすることは許しませんですよ」
「そんなん・・婆っちゃの練習メニューをやらされれば誰でも速くなると思う。」
「どんなんなの?」
「まずアップで家の周り5キロ。次にインターバル2キロ。その後、200mダッシュ×10。その後、ダウンに4キロ。剣道をやってたときはこれが普通。
土日が主にこのメニュー。平日は部活。」
紗羅は目を目を丸くしている。これはメニューというより自衛隊のトレーニングだ。
これをやってたお陰で修行も難なくこなしているのだが・・・
部活が天国に感じたのは何度もあった。
「凄いねぇ・・・お婆さん教官だね。つか、杏南は種目何したいの?」
「アタシか・・高飛びやりたい。なんかかっこ良かったし。」
「ああ、恭也くん?あの子は関東大会優勝してるんだよ。確か・・180センチだっけかな。」
「凄い・・アタシも跳びたいな。」
「折角速いんだから100とか200やればいいのに。」
「だってもう走るのはこりごり、リレーで充分だよ。リレーだって危うく4走になるとこだったんだから・・それは無理。」
「勿体無いなぁ・・でも、これから一緒じゃんか。頑張ろう!!」
「うん、じゃあね。明日ね。」
「後でスパイク買いに行こう。」
「わかった、バイバイ。」
紗羅は笑顔で手を振る。剣道ばっかりだったのに急に陸上になると思わなかった。
まぁそれはそれでいいか。新しいアタシの才能ってことで。
アタシは勢いよくドアを開ける。
「ただいまー!」
「お帰りです。陸部に入ったんですか?」
「なんで知ってるの?」
「まぁ、貴方の決めた道にとやかく言うつもりはない。でも修行のほうがおろそかにすることは許しませんですよ」
