「そろそろ行くか?」 23時になったころ、雅人がジャンバーを 着ながら立ち上がった。 「おうっ!」 俺とタケも立ち上がる。 テレビもストーブもこたつも切る。 「タケの家が炭にならないように 元栓の確認っと!」 雅人は元栓を確認した 俺らは初詣に行くのだ。