いや、答えなんかわかんねーよ だけど、あいつが俺のところに戻ってきた。 それが事実だろうが。 俺、なにやってんだし、馬鹿だ。 気づいたら家を飛び出していた。 「梨絵ーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」 角を曲がろうとする梨絵に叫んだ。 大切なもの見つけた。 俺が生きる意味、理由を見つけた。 好きな奴を守る。 好きな奴のために生きる。