考えてみたけどやはり何も思いつかない。

しかもその間もジッと俺を見据えているだけのようだ。






流石に不審に思った俺が声を掛けようとしたその時。



「あ、あの「あたし貴方が好きです。付き合って。」


俺の言葉を遮り、意を決したように硬い表情で告げる彼女。

しかしその台詞は予想だにしてなくて数秒思考が停止していた。




「はっ?」




…へっ?





はぁぁあぁ~!?




しかし脳が覚醒してもあまり意味がなかったようだ。