Double Persondlity

本人なので当たり前だが
優奈には信じられなかった。



「嘘…何で…」



「嘘なんかじゃないよ優奈。どうして愛してる女に嘘をつかなきゃいけない」



「貴方は私の知ってる裕也じゃない。本当の裕也はもっと優しい」



「分かった。優しくするよ」



ニヤっと笑う夜月は
優奈に顔を近付けて
キスしようとしたが
上手くかわされてしまう。