教室に戻っていろんな人と話した。
やっぱりあたしはみんなを悪いイメージで見ていたのかもしれない。
話してみればみんないい子だった。
ただ少し疲れたけど…。



それより気になることがあった。
いろんな女子と話していて、よく「3代美男」っていう単語がちょくちょくでてくるんだ。


「何それ」って聞けるわけでもなく、聞き流したまんまだった。



てか何だよ3代美男って!!
世界3代美女のパクリか!?
そうなのか!?


あたしが悶々と格闘しているうちに、学校はもう終会をしているとこだった。


…授業、したか??
やばいな、あたし。
何にも覚えてないし…。



まあいっかあー。
まだ転校初日だし!!


とか1人芝居してたら、海に一緒に帰ろうって言われたからおうって言った。
そしたら海におもしろいねって言われた。




「ねぇ、うみー。海の家ってどこら辺?」




「えっとね、海にあるよ!」




「そっちじゃねえよ!」



「あはは~!ナイスノリツッコミ!!」



「じゃなくて!家どの辺?」



「えっとね西町だよ」



「まじで!あたしも西町っ!!」



「じゃあ毎日一緒に帰れるね」



「うん。よろしく!」