王龍2














~その日の夜~





あたしは
青竜の倉庫には
行かずに家に帰った





「・・疲れた」





ベットに
倒れこんでいると




いつもとは
違う着メロが
流れてきた




「・・・
はい」




『・・雅か?』





「あたし以外に
誰が出るんですか」




あたしが
そう言うと
電話の相手は