「俺が鬼龍について
知ってる事はこれ・・・・ぐはっ」




少年は勢いよく
男を蹴り飛ばす





「それだけ?
そんなこともう俺
知ってんだよね

つまないなぁ
もーいいや
お前どっかいっていーよ」




男は喜びを露にする



「たーだーし


もしもこの事を
誰かにしゃべったら・・・・」




”命はねぇーよ”




少年は男の耳元でボソッと言った





「ヒィィッ!!!」




男はフラフラと
あちこちにぶつかりながら
逃げていった