王龍2










抵抗しても
離そうとしない
こいつ等にあたしは
だんだんイラついてきた




周りの目があるから
あたしが下手に出てるからって
あんまり調子乗ってんじゃねぇ!!




あたしは
腕を掴んでる
男の背中を
蹴ろうと構えた




その瞬間




「・・何している?」




「「「あ???」」」




誰かが男たちの
手を止めたのが分かった





・・・・待て
今の声は



あたしは
顔を上げれないでいた