王龍2












「・・・」




廃工場の中は
異臭がして
思わず顔を顰めた




「なんだぁ?てめ・・・」




ドカッ




あたしは
話しかけてきた奴に
蹴りを入れた




その音に気づいた
レッドシャークの
奴等は一斉に
こちらを向いた





「てめぇ、何のようだ?」




「決まってんじゃん」



「あぁ?」