王龍2












「ありがと!」



「・・右京、貸せ」



いつの間にか
あたしがさっき居た
部屋から出ていた蓮が
あたしの真後ろに立って
右京に手を出していた



こいつ気配無さすぎだろ!



「はいはい(笑」



ポイッと蓮に
キーを投げる右京



「・・・」



パシッと
片手でキーを取る蓮




おおー
ちょっとかっこいい




って、感心している
場合じゃねぇ!!