"大変だね"って、同情されるのが嫌いだった。 憐れな子のように扱われるのが、嫌で嫌で仕方なかった。 だから、歌を歌って気を紛らせる。 それがあたしなりの"逃げ道"。 「………だい、きらい」 親も、親戚も、知人も、この世界も。 こんな汚い世界なんか、無くなればいい。