勿忘草

「…あ?」


え…今俺の名前呼んだか?



「お前もコイツと話してただろ。俺の耳をなめるなボケが」

バコーンと俺も殴られる。






恐ろしいな、富田の耳は。




そんな事を考えながら俺は肩を落とした。