彼氏はドクター



「星野さん。私は、それでも、貴方に修学旅行に行ってほしくて、いい案を思いついたのよ」


先生…それを先に言ってくれないと…。


「その方法はあなたの主治医の先生に修学旅行に一緒に行ってもらうことよ。それができないなら、諦めないとねぇ…」


何だ〜。そんなこと。主治医の先生に頼べばいいじゃん。


えっ…私の主治医って彼方…?

自分の仕事あるし、無理だよね…。


「星野さん。どーかした?大丈夫?」


「あっ。先生。大丈夫です。主治医の先生に聞いてみます」


「そう。決まったら、連絡してね」