ちょっとヤバくなってきた…。 上手に息ができない…。 「奏?大丈夫?」 「苦し…ハァ……い」 私はその場に座りこんだ。 ハァ…ハァ…ゼェ…ゼェ…。 苦しい。 「奏、保健室行こ。」 亜美に支えられて、私は保健室に向かってゆっくり、歩いた。