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ホッと、胸をなで下ろす。

「どうしたの?

1週間も何にもなかったから心配しちゃったじゃない!」

マシンガンのように次から次へと唇からこぼれる言葉。

それくらい、不安だった。

それくらい、寂しかった。

いろいろあり過ぎて、何から先に伝えればいいのやら。

「すまない!」

あたしの言葉をさえぎるように、彼が謝罪の言葉を口にする。

「実は、1週間前に携帯電話を水没させてしまったんだ」

彼が言った。

「す、水没!?」

意味はわかっている。