私の隣は『はるちゃん』だった。

雪乃の視線を感じる。

ちなみに雪乃の隣は優樹だった。

「あっ!結衣!」

「やほっ!」

雪乃に申し訳なかった。

ー休み時間ー

「雪乃。ごめんね?」

私は謝った。

「いいよー!こんなの運だし。

 それに同じ班だけでも嬉しいから!」

「そっか。ありがとう。」

雪乃の笑顔が辛そうだった。

「次さぁ英語だよー。」

雪乃は話をそらすかのように

話し出した。

「そーだね!英語全然分かんない↓」

「うちもだよー!笑」

「あっ授業始まるよ。」