やばい…キュッて掴む小さな手
俺を見るその上目遣いの瞳…


可愛いすぎる…
今すぐ襲いたい…



「駅、着きましたけど…?」

「……。」

「家どこですか?」

「……。」



一言も話そうとしない
彼女の家がどっち方面かも解らず
キュッとパーカーを掴んだまま離さなず

雨に濡れ、寒さで震えている彼女を
放っておくこともできないので、



……家に連れて帰ることにした。