すると、チャイムが鳴り、先生が教室へはいってきた。


とうとう、皐月ちゃんがくるんだー!!


あたしは、わくわく感と心の底で不安を抱いていた。


皐月ちゃんのことを可愛いと言った海。

もしかしたら、二人はくっつくかもしれない。


そん時は、長年の片思いが失恋という結果で終わってしまう。


「今日は東京から転入生がくるぞー、入れ。」


先生の言葉と共に前のドアから入ってきた一人の女子。


薄い茶髪で少し長くて、小柄な子だった。


9月で少し暑い時期なのに、長そでのYシャツを着ていた。