棗side オレはあの海の態度からまだ腹を立てていた。 「棗くん??怖い顔してる。」 少し茶髪混じりの美咲はオレのことを心配してきてくれる。 … 美咲にはあんまし心配掛けたくはなかったんだけどな。 「ごめん、ちょっとバカとケンカして。」 「もしかして…海っていう人??」 勘が良すぎる美咲にオレは頷いた。 「やっぱり、男同士のケンカなんてよくあるもん。」