叶の笑顔は好き。


 だって、何だか癒される。




「和奏、ずっと笑ってればいいのに」


「…なん、で??」





「笑ってた顔、可愛い」






 …は??



「今、何て…」


「だーかーら!!
 笑ってる顔のほうが和奏は可愛いんだよっ♪」




「…ッ///」



 何それ…

 
 …あぁ、あたし今顔が赤い。

 今、夜で良かった。
 あたしの顔がはっきり見えないから。



「…叶、何でそんな恥ずかしいことさらっと…」


「だって、思ったことすぐ口にしないと、後悔するな~って。
 …僕、身をもって知ってるから、さ。」




 …後悔。



 あたしの中でその言葉が何度も木霊した。



「・・・まぁ、ちょっと訳ありでね☆」