一年振りに、三人は顔を揃えた。揃えたが、キュアのドレスは血に染まり、ジンは体中に擦り傷をつくり、セントの服は背中の部分が大きく破れて背中の緻密な紋様が浮き出ている。 場所は兵舎と城の間、目立たないが、石造りの、小さくはない空間。 「私の過去を話します」 ジンは口を開いた。 あの後すぐに、キュアは気付いた。人影を追っていったところで、首の後ろを叩かれたようだ。 「うん」 キュアが頷く。 セントは黙って、ジンの蒼天の瞳を見た。