ボクがキミをスキな理由【短編集】



「い、いいだろ!?
別に“安達”のまんまで!!!!」


ふぅ~ん。
拓海は、どうやら名前で呼ぶことに失敗したらしい。さては玲央に慰めてもらう為にここに来たな?


シラーっとした目で拓海を見つめてると


「っちゅーか、太一こそどないした?」

「へっ?」

「だって今日、ユミちゃんと遊ぶ約束してたんやろ?何でここに来てんねん。」

不思議そうな顔をしながら玲央が俺に話しかける。


拓海もホッとした顔をして

「そうだ!!そうだ!!」

と、便乗しはじめた。