Love Slave

少し、頬が紅に染まったような気がした。熱い物を食べたからそう見えただけかもしれないけど。
だけど、お礼を言って照れた。こういうのは弱いのかも?


それから・・・今さらな感じもするが、言わなくてはならないことがある。


「あの・・・・椚先輩。昨日はすみませんでした」


深く頭を下げた。あんな感情的になるなんて、思ってもみなかった。


「・・・別に」


バッサリ斬られた気がした。やっぱり、こういう人なのかと。謝って損した気もした。



「・・・・・・」


これ以上、この保健室にいられない。先生を待っていようかと思ってたけど、待ってられない。


「わ、私、教室に戻りますね!では、カップ麺ありがとうございました!!」


私は慌てながらからのカップ麺の容器を持って立つ。


ビシッ・・・・


「あ・・・・・っ」


私は身体が床に引き寄せられるようなる。


(こ、転ぶ・・・・・!)


持ちこたえたいけど、足が言うことを聞かない。痛すぎて、上手く作動しない。確実に床に倒れてしまう。
目をギュッと堅く閉じる。


ふわ・・・・っ


「あれ・・・・?」


急に、宙に浮いたような感覚になる。
まるで、羽が生えたよう。


「・・・まったく、危なっかしい女」


「椚先輩・・・・」


見事にキャッチしてくれた。間一髪のところだった。


すぐさま、回転椅子に座らせてくれた。そして、昨日と同じように手当てしてくれた。
先輩がやると本当に痛みがなくなる。


万能薬みたい。