「ルミ・・・。


ずっと会いたかった。
あの時の僕は何も出来なく、
ずっと悲しかった。


やっと力をつけて、
君の所にやって来た。」


社長の腕の力は、
より強くなって私を
抱きしめた。


「ヨ・・・ゼ・・・・」


「やっと僕の名前を
呼んでくれたね。


ずっと呼んでくれるの
待っていたよ。」


私はヨーゼの胸の中で
大声を上げて泣いた。