迎えに来た王子様!?

「見つかっても、
私と君の関係は壊れない。」


社長はそう言いながらも、
腕の力を弱めない。


誰かの声が聞こえて、
私は焦りがあっても、
社長は動じない。


そして声が消えて、
私を離した。


「どうぞ。」


車の助手席を開けて
私をエスコートしてくれた。


社長が車のエンジンを入れて、
車は動き始めた。