迎えに来た王子様!?

仕事が終わって、
時計を見ると、
7時半を回っていた。


私は何故か心が、
温かく感じていた。


8時前に駐車場に行くと、
1台の高級車の前に、
社長が立っていた。


社長が私に気付くと、
笑みを浮かべて、
手を挙げた。


私が近くに近寄ると、
私の腕を持って、
自分の胸の中に入れた。


「時間が遅く感じた。」


「あの・・・・」


「なんだ?」


「見つかったら・・」


社長は私が言った言葉に
体が反応して、
より強く私を抱きしめた。