迎えに来た王子様!?

私はコーヒーを置いて
出て行こうとした時、
いきなり私の腕を捕まれた。


「?」


社長は肩に受話器を挟んで
自分の口に指を当てた。


話は直ぐに終わったが、
繋がれた腕が痛く、
擦っていると、
社長は私を抱きしめた。


「あの・・・。」


「今日は誰もいない。」


すると社長はより強く
私を抱きしめてきた。


私は抱かれたままだけど、
社長がつけている香水が
私の頭を麻痺させる・・・・