「留美!!!!」


私は目が覚めて、
時計をみた。


「遅刻だ!!!!!」


慌てて服を着替えて、
リビングに行くと、
家族がじっと私をみた。


「一体いつになったら、
母さんの手を借りずに
起きれるんだ?」


「そうだ。


今日からお前は
社会人だぞ?」


私は何も言えずに、
黙っていた。