迎えに来た王子様!?

妹・・・。


血が全く繋がっていないのに、
何故本当の妹でしか、
貴方は見れなかったの?


私は1度も、
本当の兄としては、
見ていないんだよ。


「現実を受け止めるには、
本当に辛いかも知れない。


けど新一の幸せを思うなら、
祝福してあげて?」


母は私を説得するような、
言葉で言ってきた。


私の手を持って、
母はリビングに向かった。