迎えに来た王子様!?

ヨーゼが迎えに来て、
夕食を食べ終わり、
ホテルに向かった。


部屋に入った途端、
ヨーゼに強く、
抱きしめられた。


「どうしたの?」


「僕以外の匂いが、
ルミから漂うよ。」


「実家にいたから。」


「両親の匂いじゃない。」


ヨーゼの冷たい言い方に、
私はどう答えるべきか、
悩んでしまった。


「ルミ?」


「うん??」


私は顔を上げると、
甘いキスが振ってきた。