迎えに来た王子様!?

私は自分の部屋に行くと、
懐かしい空気に、
目を閉じていた。


「いいか?」


部屋の中に入って
きたのは新一だ。


「どうしたの?」


「今日は?」


「後でヨーゼが
迎えに来てくれるから。」


「そうか。」


兄は私の手を引っ張り、
自分の胸の中に収めて、
強く抱きしめた。


「お兄ちゃん?」


私は聞いても、
ただただ強く抱きしめて、
黙っていた。