迎えに来た王子様!?

「私でいいの?
本当に私で・・・。」


「ああ。」


ヨーゼの手には、
あの時の宝石が、
指輪になっていた。


「こんな私ですが・・
宜しくお願いします。」


やっと出てきた言葉が、
精一杯で、
その続きは言えなかった。


ヨーゼによって、
強く抱きしめられた。