迎えに来た王子様!?

「だって?」


「彼女はいとこで、
今日の偽の婚約発表を
行ったら君がやってくると
確信したんだ。」


「ヨーゼ。」


「苦しめてすまなかった。
君の体と心に、
深い傷を負われてしまった。」


俺はルミから離れて、
膝を付いた。


「これから
僕は一生君の事を償う。


僕には、
君以外の人物を愛せないし、
君しか妃に相応しくない。


受け取って欲しい・・・。」


僕はあの宝石を、
指輪にした。