連れて来られたホテルで
ヨーゼは女性と、
出迎えていた。


キレイな女性・・・


王様が認めた女性で
あるだろう・・・。


ヨーゼは国王になる
人物なんだから・・。


「行くぞ。」


「うん。」


会場に入ると、
愛や他の社員さえ来ていて、
盛大に行われると確信した。


「僕達の時も、
これ位の盛大な式を
行うからな。」


私は頷く事さえ、
出来なかった。


愛を見ても、
私を見てはくれない。