迎えに来た王子様!?

「君が初めてだよ。


本気で好きなって、
ヨーゼから奪いたく
なったのは。」


「ルイス?」


「君は一体いつになったら、
僕のものになるんだ??


もう彼とは、
会えないんだよ。


アイツは君を裏切って、
某国の姫との婚約を
発表したんだ。」


「嘘???」


「本当だ。」


彼は私の左手を持って、
私の薬指に指輪を嵌めた。


「結婚しよう?」


彼の強い眼差しと、
ヨーゼの婚約に、
私の頭は考える事すら
出来なくなっていた。