「何処に?」


「食事でも?」


「結構です!!!」


幾ら払い除けようと
しても勝てる筈は無く、
私はレストランに
連れて行かれた。


「あの?」


「君に惚れたから。」


ルイスさんの眼差しは、
本当に真剣だった。


「君がアイツを好きな位に、
俺も君が好きなんだよ。」


「まだ2回しか。」


「2回?
僕は君を初めて見た時に、
一瞬にして惚れた。


それがいけない
ルールでもある?」


私は運ばれた
スープを飲んだ。