昼ごはんを愛と
一緒に外に出た時だった。


「ルミ!!」


私と愛が振り返ると、
ルイスさんが立っていた。


「何ですか?」


「キレイだね。」


私の手を持って、
手の甲にキスをした。


「ちょっと!!!」


私の代わりに愛が
怒ってはくれたが、
全く動じない。


「僕は本当の事を
言ったまでだよ。」


私は何も言えずに
彼は私の手を握って、
歩き始めた。