「また?」


「うん・・。」


あの日以来、
ファミリアの社長である
ルイスさんから、
毎日の様にメールが届く。


「言ったの?」


愛は指で指したけど、
私は首を横に振った。


「何で?」


「迷惑を・・・。」


「掛けられないのは、
わかるけど、
相手は大物だよ?」


愛は真剣な表情で、
私に言ってきた。


分かっているつもりで
いるんだけど、
ヨーゼが知ったら、
どの様になるのか心配・・。