帰りの飛行機の中。
グッスリ眠るルミに、
見とれていた。


あの後泣き止んだ僕は、
ルミを何度も気絶する位に
抱いてしまった。


「君には感謝する。


ルミしか僕を支えて
くれる人物はいない・・。


あの場所でしか、
僕は言いたくないんだ。」


まさかあの場所が、
ある人物の手に落ちるとは、
この時考えても見なかった。


僕はこれに勝利出来たのは、
ルミのある決断のおかげだけど、
君の心は傷ついたね。


僕が一生、
その傷を償うと決心した。



・王子サイド終わり・